教材類の呪縛から解放されよう①〈分類〉

整理収納アドバイザー かわのゆかです。

先日お伺いしたお客様から、こんなご相談を頂きました。

「小学生の子どもたちのテキストやプリント類が、いつもぐちゃぐちゃで…」

我が家も同じ年頃の息子がいるので、すごくよくわかります…

困り果ててお疲れのお母様、なんとか呪縛から解放して差し上げられないかと
カウンセリングをしながら、作業をしました。

こういう場合、私はいつもこんなご提案をしています。

手順① 分類する

ごちゃごちゃになっているものを、分類していきます。

教材を仕分ける手順

  • テキスト → 学年教科別に分類 (塾のもの、市販のものなどあれば全て分ける)
  • プリント→ これからのもの宿題戻りテスト戻り
  • その他 → 参考書、辞書など

手順② 選ぶ&残す

その次は、分類されたものを見ながら選びとっていきます。

「使うものだけ」残すには

  • もう必要ないもの(過去学年など)をよける。
    →「思い出」にするなら保管スペースに、見返す想定なら手に取れる場所に移動させる。
  • 何が多いか、少ないかを把握する(未着手テキストが多い、宿題戻りが多いなど)


ここまでで、物量が把握できました。

手順③ 適正量を決める

私たちアドバイザーは、「適正量」という表現を使います。
お皿の数、タオルの枚数、トイレットペーパー、あらゆるものについて、必要な分量を残す基準にします。

学習教材でも全く同じで、この考え方が、とってもとっても大切!!

特に小学生くらいまでは、適正量のタスク管理は大人のサポートが必要です。

肝心なこの先が抜けているご家庭も多いので、ぜひ見極めをしてみてくださいね。

では、学習教材の適正量どうやって出しましょう?

学習教材の適正量とは?

  • 生活時間から、自宅学習にどれだけの時間が取れるか。
    → 学校、習い事、塾、宿題、遊び、それ以外にどの程度時間がありますか?
  • 現実的にできそうな量(+少し頑張れるくらい?)=これが適正量です。
  • 分類されたものをみながら、優先度が高いものを絞り込みます。

ここまで絞り込んであげると

  • こども目線でも、視覚的にわかりやすい
  • やってる、やってないがすぐにわかる

よし!これだけ頑張ればいいんだな!

こう感じてもらうことが、大切です♪

大人が忙しいのと同じで、今の子供達は本当に忙しそうです。

私は教育の専門家ではありませんが
山積みにして、あれも、これもと期待をしすぎるより
きちんとやりきる方が、成果がありそうですよね?

ここまでが絞り込めれば、ゴールはもうすぐ。

あと一つ「環境作り」ができれば完了です!

続きはまた次回!

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